ちゅうぎんフィナンシャルグループ（岡山市北区丸の内一丁目１５番２０号 社長 加藤　貞則）と子会社である株式会社Ｃキューブ・コンサルティング（岡山市北区本町２番５号ちゅうぎん駅前ビル４階 代表取締役 西原 立）では、吉備興業株式会社（岡山市北区丸の内２－１０－１７ 吉備興業ビル２F 代表取締役 谷口 晋一）が建築主である環境配慮型オフィスビル(令和８年９月竣工予定）の「建築物LCA^※1」を算定いたしましたのでお知らせします。
　当該オフィスビルには、株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループのグループ会社が移転する予定です。
　今回の建築物LCA算定の取組みは、建築時から解体までの全期間において環境に配慮した建築の推進や、環境に配慮した岡山県産木材使用の普及拡大など、地域のカーボンニュートラル促進に貢献することを目的として、吉備興業株式会社が株式会社Cキューブ・コンサルティングに「建築物LCA算定」を業務委託し算定する運びとなりました。

※1　建築物LCA・・・製品やサービスの原材料調達から製造、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの全過程におけるCO2排出量を総合的に評価する手法

１．環境配慮型オフィスビルの概要

　当該ビルは、「おかやまの樹に囲まれて仕事する」をコンセプトとし、岡山県産の木材を積極的に利用します。また、優れた環境配慮技術の採用により、エネルギー削減量５０%以上を達成し、「ZEB Ready」認証の取得を目指しています。

【新オフィスビルの計画概要】

【新オフィスビルのイメージ図】

２．建築物LCAの算定結果

　株式会社Cキューブ・コンサルティングによる算定の結果、当該ビルのGHG排出量は「97.0kg-CO2e/㎡年」となり、日本LCA学会が算定した事務所用途における他の建築物LCA事例と比べて、環境に配慮した建物であるとの評価となりました。

【他の建築物LCA事例との比較】

３．該当するSDGｓ目標

　株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループと株式会社Cキューブ・コンサルティングは、当該ビルの建築物LCA算定結果の開示を通じて、建築時から解体までの全期間において環境に配慮した建築の推進や、環境に配慮した岡山県産木材使用の普及拡大など、地域のカーボンニュートラル促進に貢献してまいります。
　また、株式会社Cキューブ・コンサルティングは、建築物LCAの算定ノウハウを活用し、LCA算定を検討する企業や自治体への支援サービスを提供することで、地域のカーボンニュートラル促進を後押ししていきます。

以上

【リリース】環境型配慮型オフィスビルの建築物LCA算定について