2025年11月7日、公益財団法人国際環境技術移転センター（ICETT）主催のセミナーに、弊社マネージャーの平宅栄三が登壇いたしました。本講演は、国土交通省や建材製造事業者など、各分野の専門家が登壇する中で、先行する企業の取組事例として弊社の知見を共有させていただく貴重な機会となりました。

▼イベント詳細（ICETT公式サイト）

【報告】自主事業　令和7年度第1回ICETTカーボンニュートラルセミナー「カーボンニュートラル達成に向けた建設業界の挑戦」を開催しました。

本講演では、脱炭素を単なるコストではなく「経営課題を解決する手段」として捉える重要性と、その実現に向けた手法である「建築物LCA（ライフサイクルアセスメント）」の活用について解説しました。

建築物LCAを起点とした「地方創生」へ

今回の講演で私たちが最もお伝えしたかったのは、建物LCAを通じた地域活性化のビジョンです。

建物の生涯CO2排出量を可視化する「建築物LCA」が普及し、環境負荷の低い資材が適正に評価されるようになれば、輸送などの環境負荷が少ない「地元木材（県産材）」の価値が見直され、利用拡大につながります。

地元木材の利用拡大を実現するには、一部の専門家だけでなく、地元の工務店様や設計事務所様が、当たり前のようにLCAを算定できる環境を作ることが重要です。そのために、弊社の建築物LCAノウハウを地域全体に広げていきたいと考えています。

ちゅうぎんグループが地域のハブとなり、皆様とともに、「県産材の普及」と「豊かな地域社会の未来」を共創してまいります。

脱炭素経営や建築物LCAに関するご相談は、ぜひ弊社までお寄せください。